スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【絶滅動物画廊】メガネウ

最大の鵜

Spectacled CormorantPhalacrocorax perspicillatus

*データ*
<分類>鳥綱カツオドリ目ウ科
<大きさ>全長1m弱、体重6kg前後
<食性>魚食
<棲息地>ロシア(ベーリング島、1852年絶滅)。

1741年にダイカイギュウの発見・記載で有名な医師で探検家のゲオルグ・シュテラーによって発見された海鳥です。ベーリングシマウと呼ばれる事もあります。
目の周辺に羽毛のない白い皮膚の部分がある事から「眼鏡鵜」の名がつきました。羽毛は暗緑色で、首と肩は青みがかっていました。堂々とした佇まいの大型の鳥で、然し飛ぶのはあまり上手ではなく、動作もぎこちなく鈍いものでした。
動きが鈍かった為に容易に捕獲出来た事から(一羽につき三人分の夕食の材料になったと言います)、探検家や海獣猟のハンターによって食用として乱獲され、絶滅してしまいました。


(イラスト&文責 熊猫堂)
スポンサーサイト

【絶滅動物画廊】キューバサンショクインコ(ミイロコンゴウ)

“三色のコンゴウインコ”

Cuban MacawAra tricolor

*データ*
<分類>鳥綱鸚鵡目インコ科
<大きさ>全長50cm
<食性>植物食、堅果やナッツを好む
<棲息地>キューバ(1885年絶滅)

絶滅したインコの一種。現在も南アメリカに25種が棲息しているコンゴウインコの仲間ですが、コンゴウインコはその大きさと美しさが仇となり、現存種の殆どが絶滅寸前になるまで数が減っています。そしてこのキューバサンショクインコを含め、7種のコンゴウインコが絶滅しているのです。
キューバサンショクインコの習性については判らない事の方が多いのですが、非繁殖期には大きな群れとなる近縁のコンゴウインコと異なり、非繁殖期もつがいで過ごしていたようです。高い樹のウロに巣を作り、子育てをしていたようですが、どんな卵を産むのか、一回の産卵で何個の卵を産むのかは記録がありません。
肉は不味く、食用には不向きでしたが(それでもルネサンス期の豪勢な食卓に置いては、インコの舌と頭の肉を使った料理は最高級の珍味として人気がありました)、装飾用に美しい羽毛を狙った過剰な狩猟圧に加え、開発で繁殖に必要な高木が次々と倒されて住処を失い、19世紀の終わり頃には遂に絶滅してしまいました。彼等は「農家のニワトリのように」警戒心が薄かったと言われ、仲間が銃弾に倒れてもヒトへの警戒心が強くなる事が無かったようです。


(イラスト&文責 熊猫堂)

【絶滅動物画廊】リョコウバト

世界一個体数が多かった鳥

Passenger PigeonEctopistes migratorius

*データ*
<分類>鳥綱鳩鴿目ハト科
<大きさ>全長35~41cm、体重250~340g
<食性>植物食の強い雑食
<棲息地>北アメリカ(1914年絶滅)

1900年代初頭まで北アメリカの森林地帯に棲息していたハトの一種で、季節的な渡りを行う習性からその名がつきました。様々な果実や木の実、時には昆虫なども食べるおとなしい鳥で、フラミンゴのように集団で繁殖する習性がありました。
嘗てはその渡りの際に空がハトで埋め尽くされて真っ黒になる程の個体数が居たと言われ、著名な鳥類学者であったジョン・オーデュボン博士をして「世界で一番個体数が多い鳥だろう」と言わしめる位でした。
然し、北アメリカの人口が増えるにつれ、リョコウバトへの迫害は酷くなるばかりでした。住環境の森林は開発で失われ、食用として多数が撃ち殺され、挙句にはスポーツハンティングの獲物として多数が生け捕りにされて、上流階級の人々の手慰みに銃殺されました。保護を訴える声は悉く無視され、やっと保護の気運が高まった時には既に野生下では絶滅していると言う有様でした。最後の個体はシンシナティの動物園で飼育されていた「マーサ」と言う名前のメスで、このマーサが1914年に老衰で死に、絶滅が確定しました。集団で繁殖するこの鳥は、多くの仲間が殺された事によるストレス、コロニーの維持不能や産卵障害などで繁殖が難しくなり、それが絶滅に一層の拍車をかけたのだろうと言う説もあります。


(イラスト&文責 熊猫堂)

【絶滅動物画廊】ハシジロキツツキ

世界最大のキツツキ

Ivory-billed Woodpecker(Campephilus principalis)

*データ*
<分類>鳥綱啄木鳥目キツツキ科
<大きさ>全長50~55cm
<食性>昆虫食
<棲息地>北アメリカ、キューバ(1925年絶滅?)

嘗て北アメリカのルイジアナ州、テキサス州、ノース・キャロライナ州などに局地的に棲息していた大型のキツツキです。キツツキとしては極めて特殊化が進んだ種だったと考えられ、恐らく生存競争的にも他種より弱かったモノと思われます。住環境として未開の大森林を好み、ヒトの手が加わった二次森には決して居つきませんでした。
絶滅の原因は大規模な森林伐採だと考えられています。
近年キューバで目撃例が幾つか報告され、目撃があった場所は保護区に指定されました。が、本当に生き残っていたのかどうかは未だに判明していません。近頃では北アメリカでも真偽不明の生き残り発見の報告があります。


(イラスト&文責 熊猫堂)

【絶滅動物画廊】キャロライナインコ

唯一の北米産インコ

Carolina ParakeetConuropsis carolinensis

*データ*
<分類>鳥綱鸚鵡目インコ科
<大きさ>全長35cm
<食性>植物食、果実を好む
<棲息地>北アメリカ(1912~1914年絶滅)

現在、北アメリカには真の野生インコは棲息していません。然し1900年初頭までは、北アメリカ特産の非常に美しい姿のインコが北米各地に棲んでいました。それがこのキャロライナインコです。
頭はオレンジ、胴体は目も覚めるような緑色の羽毛に包まれた中型のインコで、翼と尾羽は細長く、全体にスマートな体型をしていました。
果実を食べるおとなしい鳥でしたが、その主食の果実を「完全に熟しきらない内に啄ばむ」習性が果実農園の関係者に目の敵にされ、また肉と羽毛を得る為に多数が撃ち殺され(ひとりで2500羽以上も一度に射殺したハンターの記録もあります)、満足な保護の手も差し伸べられぬまま絶滅しました。
最後の野生個体は1912年にルイジアナで、飼育下の個体は1914年にシンシナティの動物園で死んだ事が記録されています。


(イラスト&文責 熊猫堂)
プロフィール

熊猫堂(ぱんだどう)

Author:熊猫堂(ぱんだどう)
獣絵描き。パンダとか恐竜とかをもそもそと描いています

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。