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【古生物画廊】リオプレウロドン

“側面がなだらかな歯”

Liopleurodon

*データ*
<分類>爬虫綱鰭竜目プリオサウルス科
<大きさ>全長15~18m
<食性>肉食
<発掘地>イギリス、フランス、ドイツ(ジュラ紀後期)

首の短いクビナガリュウの仲間で、海生爬虫類の中でも最大級の部類です。海の爬虫類としては恐らくジュラ紀最強の捕食者で、その生態系は現代のシャチやマッコウクジラに近かったであろうと考えられています。大きな顎、鋭い歯、発達した鰭を持ち、外洋を力強く泳ぎながら、ありとあらゆる海の生き物を捕食していたのでしょう。時には浜辺を歩く恐竜すら捕食していたようで、化石の胃袋の部分から海洋生物の遺骸に混じって恐竜の骨が見つかった例もあります。

(イラスト&文責 熊猫堂)
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【古生物画廊】ドリコリンコプス

“細い鼻先の顔”

Dolichorhynchops

*データ*
<分類>爬虫綱鰭竜目ポリコティルス科
<大きさ>全長3~5m
<食性>魚食
<発掘地>北アメリカ(白亜紀後期)

凡そ100本ほどの密集した骨で形成された硬く長いオールのような鰭を持ち、ペンギンのように敏捷に泳ぎ回る事に適応した、首の短いクビナガリュウの仲間です(クビナガリュウとしては首の短い種ですが、それでも頸椎は20本、人間の倍以上ありました)。海底の得物を瞬時に見つける大きな目と、30〜40本の鋭い歯が1列に並んだ細長い顎を持ち、イカや魚などを捕らえて食べていました。
白亜紀の海では、それまで海の優勢な捕食者だった魚竜(ぎょりゅう)の姿が見られなくなり、魚竜の生態的地位(ニッチ)が空白になっていました。その空白の生態的地位に適応したのがこのドリコリンコプスです。
あるドリコリンコプスの近縁種の化石からは、腹腔の部分から胎児の化石が発見されており、彼等クビナガリュウの仲間が陸で卵を産まず、水中で胎児を出産する卵胎生を獲得していた事が判明しています。


(イラスト&文責 熊猫堂)

【古生物画廊】オリゴキフス

“小さな瘤”

Oligokyphus

*データ*
<分類>単弓綱獣弓目トリティロドン科
<大きさ>全長50㎝
<食性>植物食
<発掘地>イギリス(ジュラ紀前期)

俗に「哺乳類型爬虫類」(学術的には「獣弓類」)と呼ばれる動物群の一種です。哺乳類型爬虫類の大多数は三畳紀までに衰退してしまいますが(主な原因は気候の変動、植生の変化だとされる)、一部は進化を重ね、最終的に哺乳類の祖となりました。
このオリゴキフスは、そんな哺乳類型爬虫類の中でもジュラ紀まで生き延びた数少ない種です。身体的特徴があまりにも哺乳類に近かった為、嘗ては原始的な哺乳類だと考えられた事もありました。
歯の構造や顎の仕組みから、植物の葉や実を食べる齧歯類のような動物だったと推測されています。


(イラスト&文責 熊猫堂)

【古生物画廊】イクティオサウルス

“魚のような爬虫類”

(Ichthyosaurus)

*データ*
<分類>爬虫綱魚竜目イクティオサウルス科
<大きさ>全長1~4.5m
<食性>主として魚食
<発掘地>ヨーロッパ各地、北アメリカ(ジュラ紀前期)

脊椎動物の歴史の中で最も早く完全な水中生活に適応した動物の仲間で、その外見的特徴から日本では「魚竜」(ぎょりゅう)と呼ばれます。化石が発見されたのは19世紀の初めの頃で、この生き物の化石が初めて見つかったイギリス・ドーセット州のライムリージス地区は最近、世界遺産に登録されました。
今日に至るまで非常に沢山の化石が見つかっており、非常に研究が進んでいる古生物のひとつです。少なくとも数例の発掘例により、この動物が卵胎生(腹中で卵を孵化させ、ある程度成長した仔を産み落とす習性)を獲得していた事が判明しています。また保存状態の良い化石の内臓残存物の調査から、この動物が諸々の魚類、頭足類、甲殻類など様々な海の生き物を得物にしていた事も明らかになりました。


(イラスト&文責 熊猫堂)

【古生物画廊】アリゾナサウルス

“アリゾナの爬虫類”

Arizonasaurus

*データ*
<分類>爬虫綱槽歯目クテノサウルス科
<大きさ>全長5~6m
<食性>恐らく肉食
<発掘地>北アメリカ(三畳紀中期)

絶滅した古代の肉食爬虫類。1947年に記載された当初は顎の骨のみしか見つかっておらず、長い間全体像が不明でしたが、2002年に全身の復元が可能な保存状態の良い化石が見つかり、脊椎の棘突起が非常に長く伸びて帆のような構造物を形成していた事が判明しました。歯と顎の形状から肉食性だっただろうと推測されています。

(イラスト&文責 熊猫堂)
プロフィール

熊猫堂(ぱんだどう)

Author:熊猫堂(ぱんだどう)
獣絵描き。パンダとか恐竜とかをもそもそと描いています

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