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【古生物画廊】ヤノルニス

“燕朝(古代中国の一国家名)の鳥”

Yanornis

*データ*
<分類>鳥綱(分類不明)
<大きさ>全長30~40cm
<食性>雑食
<発掘地>中国(白亜紀前期)

現在生きている鳥類を「真鳥類」(しんちょうるい)と呼びますが、このヤノルニスは最古の真鳥類だと言われています。胸骨の竜骨突起が非常に発達し、現存する真鳥類と比較しても遜色が無い事がその根拠ですが、一方で翼にまだ指が残る事、嘴に歯が存在する事は原始的な特徴です。鳥類の進化に措いて、様々な進化した特徴が種によってモザイク的に存在する事が近年の発掘で明らかになっていますが、ヤノルニスの存在もその事実を裏付ける根拠となりました。
複数の発掘例が知られ、ある化石には胃に当たる部分に植物の種子が、別の化石には魚が共に保存されていました。これらはいずれも生前最後の食事の痕跡だと考えられ、この鳥がある時は植物質の餌を、ある時はサギのように魚を捕食していた事が判明しました。


(イラスト&文責 熊猫堂)
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【古生物画廊・恐竜編】テスケロサウルス

“感嘆すべき爬虫類”

Thescelosaurus

*データ*
<分類>爬虫綱鳥盤目(鳥脚亜目)テスケロサウルス科
<大きさ>全長3~4m
<食性>植物食
<発掘地>北アメリカ(白亜紀末期)

恐竜時代が終焉する直前の地層から化石が発掘された小型の植物食恐竜で、最後まで生き残った恐竜のひとつとされています。小型ですが非常にがっしりした体型の持ち主で、後脚の構造は近い仲間のように早く走る事よりは、寧ろ長時間ゆっくり歩く事に適した作りになっていました。背中に骨質の鋲を持っていた事も判明しています。シダなどの柔らかい植物を食べる動物でした。
化石は19世紀末に発掘されましたが、その後20年以上も詳細な研究がされず、1913年になってようやっと学術的に記載された、と言う逸話があります。


(イラスト&文責 熊猫堂)

【古生物画廊】ハルパゴレステス

“四つ爪錨の略奪者”

Harpagolestes

*データ*
<分類>哺乳綱無肉歯目メソニクス科
<大きさ>体長2m
<食性>肉食
<発掘地>モンゴル(始新世中期)

絶滅した古代の肉食動物。子孫が現存しない系統の肉食動物で、先に紹介したメソニクスの仲間です。メソニクス類はオオカミなどイヌ科動物に外見が相似した種が多いのですが、このハルパゴレステスは上下に分厚い頑丈な顎、硬いものを噛み砕くのに適した丈夫な歯を持つなど、現存のハイエナに相似した特徴を持ちます。自ら狩りをするだけではなく、頻繁に腐肉食も行ったと推測されます。

(イラスト&文責 熊猫堂)

【古生物画廊】イクティオサウルス

“魚のような爬虫類”

(Ichthyosaurus)

*データ*
<分類>爬虫綱魚竜目イクティオサウルス科
<大きさ>全長1~4.5m
<食性>主として魚食
<発掘地>ヨーロッパ各地、北アメリカ(ジュラ紀前期)

脊椎動物の歴史の中で最も早く完全な水中生活に適応した動物の仲間で、その外見的特徴から日本では「魚竜」(ぎょりゅう)と呼ばれます。化石が発見されたのは19世紀の初めの頃で、この生き物の化石が初めて見つかったイギリス・ドーセット州のライムリージス地区は最近、世界遺産に登録されました。
今日に至るまで非常に沢山の化石が見つかっており、非常に研究が進んでいる古生物のひとつです。少なくとも数例の発掘例により、この動物が卵胎生(腹中で卵を孵化させ、ある程度成長した仔を産み落とす習性)を獲得していた事が判明しています。また保存状態の良い化石の内臓残存物の調査から、この動物が諸々の魚類、頭足類、甲殻類など様々な海の生き物を得物にしていた事も明らかになりました。


(イラスト&文責 熊猫堂)
プロフィール

熊猫堂(ぱんだどう)

Author:熊猫堂(ぱんだどう)
獣絵描き。パンダとか恐竜とかをもそもそと描いています

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