【古生物画廊】ディプロトドン
(Diprotodon)
*データ*
<分類>哺乳綱有袋目ディプロトドン科
<大きさ>体長3.5m
<食性>植物食
<発掘地>オーストラリア(鮮新世前期~更新世後期)
絶滅した古代の植物食動物。先の日記で公開したジャイアントカンガルーと共に、最も巨大な有袋類のひとつで、ほぼサイと同じ大きさがあります。
大型の植物食動物がいないオーストラリアにおいて、ゾウ、カバ、サイなど多くの大型植物食獣の生態的地位を一手に引き受けていたと思われます。オーストラリアに人間が進出したのを境に絶滅したと考えられていますが、その一方でアボリジニの伝承にこの動物とほぼ同じ特徴を持った「カディカマラ」と言う幻獣が登場するなど、根強い生存の噂も絶えません。
(イラスト&文責 熊猫堂)
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