【古生物画廊・恐竜編】スピノサウルス

“棘の爬虫類”

Spinosaurus

*データ*
<分類>爬虫綱竜盤目(獣脚亜目)スピノサウルス科
<大きさ>全長15~17m
<食性>肉食。特に魚を好んで襲っていた可能性がある
<発掘地>エジプト、モロッコ(白亜紀前期)

目下、肉食恐竜としては最も大型の種と考えられている恐竜です。最大の特徴は脊椎の棘突起が伸びて帆を形作っている事、ワニに似た長い吻を持つ事、親指に巨大な爪を持つ事が挙げられます。これらの特徴に加え、幾つかの発掘例でスピノサウルスの牙が刺さったノコギリエイや肺魚の化石が見つかった事から、「魚食性」と言う、それまで恐竜の研究に際してはあまり顧みられなかった習性に特化した肉食恐竜だと考えられるようになりました。現存のサギがそうするように水中の獲物に対し長い顎を素早く突き出して捕らえたものと思われます。前脚の爪は獲物を効率よく殺す為の武器や、身を守る護身用の武器として機能した事でしょう。
他の肉食恐竜に比べ、胴体がやや長めで後脚は短めでした。この体型はスピノサウルスが他の肉食恐竜に比べて呼吸器系の効率が低かった事を物語るとされ、短めの足とも相まって、機動力は他の肉食恐竜よりは低かったかも知れません。
背中の帆はディスプレイ装置や放熱装置の役割を果たすと共に、スピノサウルスが獲物を捕らえる為に水中に首を突っ込む際、前のめりになるのを防ぐ筋肉を支えていた可能性もあります。


(イラスト・文責*熊猫堂)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

龍熊子 貊(りゅうゆうし・ばく)

Author:龍熊子 貊(りゅうゆうし・ばく)
獣絵描き。パンダとか恐竜とかをもそもそと描いています

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード