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【古生物画廊】ジャマイカン・フライトレス・イービス(ゼニシビス)

“異形のトキ”

Jamaican Flightless IbisXenicibis

*データ*
<分類>鳥綱ペリカン目トキ科
<大きさ>ニワトリ大
<食性>恐らく動物食
<発掘地>ジャマイカ(完新世)

地上の生活に適応し、飛翔能力を失ったトキの仲間です。
最大の特徴として、翼の上腕部、所謂「手羽先」の骨が肥大化し、弓型に湾曲し頑丈になっています。
この鳥は、特殊化した翼を打撃用の「棍棒」として使用し、同種間の縄張り争いや外敵(恐らくヘビや猛禽類など)に対する威嚇攻撃に用いていたと考えられています(こうした鳥は現世でも珍しくありません。例えばコウテイペンギンは、フリッパーと呼ばれる鰭状の翼を同種間の戦いの際に武器として用いますし、レンカクやサケビドリなどの水鳥は翼角(よくかく、人間で言えば手の親指に当たる)に鋭い爪を持っていて、同種間の戦いに用います)。
ジャマイカに初めて人間が上陸した頃までは生存していたと言われ、本種の絶滅にも人間の生産活動の影響が示唆されています。


(イラスト&文責 熊猫堂)
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Author:龍熊子 貊(りゅうゆうし・ばく)
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